外食続きで首肩こりが悪化?肝臓の負担が関係していた施術事例

首や肩を施術しても改善しない方へ
「肩を揉んでもすぐ戻る」
「首の重だるさがなかなか取れない」
そんな経験はありませんか?
首や肩の不調というと筋肉や姿勢が原因と思われがちですが、実際の臨床では内臓の疲労が関係しているケースも少なくありません。
今回は外食が続いたことで肝臓に負担がかかり、首肩の不調につながっていた方の施術事例をご紹介します。
外食が続いた後から首肩の不調が悪化
今回ご来院された方は、普段は自炊中心の生活を送られていました。
もともと肩こりは多少あったものの、日常生活に支障が出るほどではありませんでした。
ところが仕事の付き合いや外出が重なり、数週間ほど外食が続いたそうです。
その頃から
・首が重い
・肩が張る
・寝ても疲れが抜けない
・マッサージを受けても改善しない
という状態になっていました。
デスクワークもされていたため、最初は姿勢や筋肉の問題が大きいようにも見えました。
しかし実際にお身体を確認すると、別の部分にも特徴的な反応が見られました。
検査で見えてきた肝臓周辺の緊張
オステオパシーでは筋肉や関節だけでなく、内臓の動きや周囲の緊張も確認します。
この方の場合、
・右肋骨周辺の硬さ
・横隔膜の動きの低下
・肝臓周辺の緊張
が強く見られました。
さらにお話を詳しく伺うと、
「最近は揚げ物や焼肉など脂っこい食事が多かった」
とのことでした。
脂質を消化する際には胆汁が必要になります。
胆汁は肝臓で作られ、胆のうに蓄えられて必要なタイミングで分泌されます。
もちろん外食だけで肝臓が悪くなるわけではありません。
しかし短期間でも脂質の多い食事が続くことで、肝臓や胆のう周辺に負担がかかることがあります。
すると内臓を支えている膜や横隔膜の動きにも影響が出やすくなります。
肝臓と首肩はどのようにつながるのか
「肝臓と肩こりが関係あるの?」
と不思議に思われる方も多いでしょう。
肝臓は右の肋骨の下に位置しています。
そして肝臓は横隔膜と密接につながっています。
横隔膜は呼吸だけでなく、姿勢の安定にも関わる重要な筋肉です。
横隔膜の動きが悪くなると、
・呼吸が浅くなる
・胸郭の動きが悪くなる
・首や肩の筋肉が呼吸を補助し始める
という流れが起こります。
結果として首や肩に余計な負担がかかり、慢性的なコリや重だるさにつながることがあります。
今回行った施術内容
施術では首肩だけを直接緩めるのではなく、原因となっている部分へのアプローチを中心に行いました。
具体的には
横隔膜のリリース
呼吸に関わる横隔膜の緊張を緩和し、胸郭全体の動きを改善しました。
肝臓周辺の調整
肝臓の可動性を整え、周囲組織の緊張を軽減しました。
全身のバランス調整
骨盤や背骨の動きも整え、首肩へ負担が集中しない状態を目指しました。
施術後の変化
施術後は
「首が軽い」
「肩が上がりやすい」
「呼吸がしやすい」
という変化を感じていただけました。
ご本人も
「首肩だけが原因だと思っていました」
と驚かれていました。
もちろん全ての首肩こりが肝臓由来というわけではありません。
しかし慢性的な症状ほど、身体全体を確認していくことが大切です。
肩こりの原因は肩だけとは限りません
長年続く肩こりや首こりの場合、
・姿勢
・筋肉
・自律神経
・呼吸
・内臓疲労
など複数の要因が重なっていることが多くあります。
そのため肩だけを揉み続けても改善しないケースも少なくありません。
当院では身体全体のつながりを確認しながら施術を行っています。
慢性的な首肩こりでお悩みの方は、一度身体全体の状態を見直してみませんか?
まとめ
外食が続き脂質の摂取量が増えたことで、肝臓や胆のう周辺に負担がかかり、横隔膜の動きが低下して首肩の不調につながっていたケースをご紹介しました。
首肩の症状は筋肉だけの問題ではなく、身体全体のバランスの結果として現れることがあります。
なかなか改善しない首肩こりでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
